日本への想い

再び日本出張

再び日本に出張した。今回は私の上司であるPKO局アラン・ルロワ事務次長の初来日に同行。私はバングラデシュから日本入りする。フランスの外交官であったルロワ氏はもちろん幾度か訪日したことがあるが、PKO局長としてははじめてだ。外務省・国連広報…

「日本の凋落:ダイナミックから落胆へ」

このタイトルは、今日のニューヨークタイムズ誌(9月17日付)の第1面のトップ記事のヘッドラインである。http://www.nytimes.com/2010/10/17/world/asia/17japan.html?src=me&ref=general いつものように家族のおきだす前に大きなマグに濃いブラックコーヒーを…

駆け足の日本訪問

駆け足の日本訪問であった。中国政府からの招待で北京を訪問する途中で1日東京に立ち寄り、駆け足で防衛省・外務省を訪ね、午後は国連広報センターがアレンジしてくれた報道関係者の方々とのラウンド・テーブルに出席する。東京での日程がちょうど菅改造内閣…

英語公用語化論

楽天が英語を2012年から社内公用語にすると発表して話題になっている。私は大賛成だ。英語を日本で公用語化する話は、朝日新聞の主筆船橋洋一氏が2000年に「あえて英語公用語論」という本で主張なさって論争を巻き起こしたと聞く。私は2000年当…

桜の木

待望の雨が降る。これで庭の草木が少しでもよみがえってくれれば良いが。雨が降るとカントリーハウスではあまりすることがない。食事に手間をかけておいしいものを手作りしたり、読書をしたり、トランプしたり。または食料品の買出しなどで街に出るくらい。…

日本の政治

近日中にNY日本総領事館で参院選の投票をしようと思い、候補者の情報・政治的信条・政策提言などをネットで調べる。この人なら私の1票を託してみようという気にさせる候補者は、残念ながら見つからない。悲しい。私の仕事は、言ってみれば、紛争後の各地で…

ゴラン高原から日本を考える

ゴラン高原6月22日(火)早朝、ベイルートから陸路シリアへ向かう。ベイルートからシリア国境まではUNIFIL(国連レバノン暫定軍)の車に送ってもらい、国境まではUNDOF(国連兵力引き離し監視隊)の車が迎えに来てくれる。3時間ほどで、目的地の…