大雪のNY

  大雪のため、子供たちの学校も、国連も臨時休校・休業。昨夜から降り始め、今朝外に出てみると30センチくらい積もっていた。まだ降り続いている。嵐の様相。ワシントンDCでは連邦政府が3日続けて休業しているらしく、NYではどうなるのだろうか。

  休業といっても、自宅で「テレ・コミューティング」つまり、電話とEメールで通勤というかたちで仕事を続ける。昨日から警報が出て、今日は休業と決まっていたので、いくつか入っていた会合はすべてキャンセルし、午前中の南アフリカとの電話会議のみ、自宅からおこなう。そして大量に持ち帰った書類を読んだり、決済したり。幹部職員のオフィスでの日常は、それこそトイレに行く暇もないほどびっしりと会議がはいり、きちんと書類を読み込んだり、ものを考えたりすることがなかなか出来ない。今日のような日があると、ありがたい。

  北国スウェーデンの血を半分引く娘たちは、雪が大好き。宿題もそこそこに、庭で雪まみれになって遊んでいる。なるべく環境の良いところにあって広い家に住みたかった私たちは、郊外のNJの一軒家を借りてすんでいる。こういう日は、マンハッタンのど真ん中でなく、郊外に住んでいて子供たちには良かったと、私は思う。ただし、数時間おきに雪かきをしなければならない夫は、ぶつぶつ言っているけれども。

  庭にはすでに雪だるまが4つ。50〜60センチの雪が積もっているようだ。子供たちをそろそろ家に入れて、ホットココアでも飲ませよう。そして、マフィンでも焼くとするか。こちらの学校は、資金集めのために時々、手作りのお菓子を持ち寄って、おやつに売る、ベークセールというのをやるのだが、これが明日、上の子の学校で予定されている。何か作って持たせなくてはならない。と言っても、明日も休校かも知れないな、と思いつつ。