コンゴ番外編 女性パイロット万歳!

 コンゴ出張の番外編である。今回の出張中、いくつものフライトを経験したがそのうちの4回が女性パイロットたちのフライトであった。キンチャサからキセンガニ・エンテベ便、エンテベからブカブ便、そしてキワンジャ基地訪問の際の軍用ヘリのパイロットは南ア軍のウェンディー・シャープ少尉。

 ちなみに、さきのオペレーション・デー・ブレイクの南ア軍ヘリの女性パイロットはまた別人である。そして、コンゴからNYに戻るエール・フランス便も、パリ−NYは女性パイロットであった!

 私は何を隠そう、飛行機恐怖症である。1994年にサラエボで墜落しかかったことがあり、以来飛行機に乗っているときはいつもナーバスなのだ。ちょっとしたエンジンの音の変化にもどきどきする。今回、多くの女性パイロットたちのフライトを経験し、そのときはちょっとナーバスだったが、こうして無事帰ってきたのだから、よしとする。

 現場からシャープ少尉の写真をメールで送ると娘から早速返事が来た。Cool!!!!カッコいい!そのとおり、男性は子供を生むことだけはできないが、今日、女性にできないことは何一つない。これからも空に、宇宙に、女性たちは飛び出していくのだろう。女性パイロットたち万歳!

(シャープ少尉の操縦するヘリの中で。)